「夜型の人」が朝スッキリ目ざめるルーティン3つ 体内時計は自分で簡単にコントロールできる

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だから「そういうものだ」と思って、朝、頭が働かずボーッとしているだけの自分を「ダメなやつ」とか「結局、早起きは向いていない」などと決めつけないようにしましょう。

人はいつもと同じパターンの行動をしているのが、体も心もいちばん安定します。ところが早起きできるようになりたくて、起床時刻を普段よりも30分ずらすということは、これはもう体にとって「事故(非常事態)」以外のなにものでもありません。頭が働かなかったり体が動かなかったりするのは「想定内」と思ってください。実際、サマータイムを導入している国では、切り替わってから1週間くらいは交通事故が増えるそうです。

だから大切なのは、実践し始めて2~3日で「自分には無理」とあきらめたりしないことです。そこでやめてしまったら、永遠に早起きできる日はやってこないと腹をくくり、まずは1週間頑張りましょう。

では、どうしたら夜型から朝型へ変えていくことができるのか、具体的なトレーニング法をご紹介していきますね。

起きたい時間に「強制的に」光を浴びる

体内時計を変える【ステップ1】光を浴びる

人は光で覚醒します。ですから起きたい時間に強制的に、光を浴びられるようにセッティングすることが大切です。本来は太陽の光を浴びるのがベストなのですが、ただでさえ朝の弱い人が起き抜けにカーテンを開けるというのはしんどいかもしれないので、代替品を使うようにします。

●光目覚まし時計を使う

光目覚まし時計とは、発光体を搭載した目覚まし時計のこと。その発光体が、アラームが鳴る30分くらい前から次第に明るくなるため、目を覚ましやすくなるという仕組みです。3000円程度から購入でき、1万円以上のものだと1万ルクスの明るさのものがあります。なお睡眠学では、2500ルクス以上で体内時計がリセットされることになっていますが、現実にはそれより低いルクスの光目覚まし時計でも効果を感じられることがほとんどです。

●天井照明を使う

寝室の照明を使う方法もあります。寝室照明にリモコン機能が付いているとベストです。目覚まし時計の横に照明のリモコンを置いておきます。目覚まし時計が鳴って目が覚めたら、すかさずリモコンで照明をつけるようにします。

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