意外と知らない?iPhoneバッテリーの"劣化具合" バッテリーの劣化が進む"速度"は抑制できる
バッテリーに熱は大敵
日常使用で熱を持つ使い方が2つある。
1つは、激しい処理を行いながら充電すること。負荷を与えてバッテリーを激しく消費すると、チップセットもバッテリーも熱を持つ。その状態で充電すると、さらに発熱する。
もう1つはMagSafeによる非接触充電だ。非接触充電は、充電器側とiPhone側両方に設けられたコイルの間の電磁誘導で電力を伝えるが、当然ながらロスがあり、その分コイルが発熱する。冬季ならいいが、夏季は冷えず発熱が大きくなる。
夏に重いアプリを動かしながら、MagSafe充電をするなんていうのは最悪だが、図らずもそういう使い方になってしまっていた人も多いのではないか。筆者も暑い中、MagSafeで充電しながら、カーナビとして使ったりゲームをしたりしていた。記事を書きながら反省している。

ESRというメーカーの25W 3-in-1 ワイヤレス充電器は、MagSafe充電の際、CryoBoostというファンで冷却する仕組みを持つ。高速充電時の発熱を抑えられるので、バッテリーを労われる(筆者撮影)
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