意外と知らない?iPhoneバッテリーの"劣化具合" バッテリーの劣化が進む"速度"は抑制できる

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筆者は仕事柄、毎年iPhoneを買い替えるのでバッテリーの劣化は気にしないが、長持ちさせたいと考えている人は、上記の点に注意して運用しよう。

Apple Care+に入っていれば、80%以下で無償交換

筆者が、バッテリーの劣化に気を遣わない理由はもう1つある。

Apple Care+に入っているからだ。Apple Care+では、加入中にバッテリー性能が劣化し、80%を下回ると無償でバッテリー交換してもらえる。Apple Care+は3年目までカバーできるので、その間にバッテリーの状態が80%以下になれば、バッテリーを交換してもらえばいいのだ。

ちなみに純正のバッテリーはアップルの正規サービスプロバイダにしか流通していない。街の非正規のiPhone修理店は、非正規のコピー品のバッテリーで修理を行う。バッテリーは価格によって性能が大きく左右される部品なので、社外品のバッテリーを使うと、大きく性能が低下するし、膨れ上がったり、最悪の場合燃える可能性もあることを覚えておこう。

一度でも非正規の修理店で修理したiPhoneは、正規サービスプロバイダで修理を受け付けてもらえない。購入時価格や残存価値にもよるが、iPhoneは可能な限り正規サービスプロバイダで修理を受けるようにしよう。

村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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