理解しがたい「他人の行動」心読める行動パターン 人間関係を築く指針となる「愛着行動システム」

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私はコーチングをするときによく愛着スタイルの話を持ち出すが、だいたいクライアントから珍しいものを見るような目を向けられる。けれども、愛着スタイルの枠組みはとても役に立つツールになる。話を聞けば誰でも、もっと早く知っていればよかったと思うはずだ。

愛着スタイルは人間関係の地図になる

『「弱いまま」で働く』(KADOKAWA)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

グーグルマップなどの地図アプリが私たちの移動のしかたを完全に変えたのと同じように、愛着スタイルを理解すれば、とくに人間関係という、ときにややこしい領域に関しては、そこに対処する方法もすっかり変わるだろう。

愛着理論について詳しく掘り下げていくと本書にはとても収まりきらないが、もっと詳しく知りたいという読者の方は、ここに書いたことを取っかかりとして参考にしてほしい。愛着スタイルについて詳しく学んでみれば、人としての成長に役立つツールがもう一つ手に入るのは間違いない。

エミリア・エリサベト・ラハティ 応用心理学研究者

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フィンランド出身の応用心理学研究者。米国のペンシルバニア大学でポジティブ心理学の創始者、マーティン・セリグマン教授の下で学び、その後アンジェラ・ダックワース博士の下で研究を行った。勇気と思いやりの表現としての日常的リーダーシップに基づくコミュニティと組織文化を構築するシス・ラボとジェントル・パワー・アカデミーの創設者。彼女の活動は、ニューヨーカー、BBC、フォーブスで紹介されている。

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