週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

日本人衝撃「米国での心臓手術」で見た驚きの光景 日本人ならそんなこと絶対にしない…!

7分で読める
  • 北原 大翔 シカゴ大学心臓外科医・NPO法人チームWADA代表理事
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

ある日、ICUでふんぞり返って座っている髭モジャモジャ医師が「今日は俺が当直だから任せてくれ。俺のやり方で治療しておくぜ」と言ってきたので、新しく赴任した熟練のドクターかなと思っていたら、大学を卒業したばかりの何も知らないペーペーだったということがあった。

なぜあんなに余裕で、自信満々で髭モジャでいられるのかとても不思議である。英語を公用語にするだけあって、エゴが強いのかもしれない。

アメリカで働くうえで必要な英語力

ちなみに、アメリカで働いている日本人医師50人にアンケートを取ったところ、TOEFL(英語を母国語としない人々を対象にした英語試験)の点数が、120点満点中100点以上である人がほとんどだった。これは相当高い点数である。

『本物の医学への招待 驚くほど面白い手術室の世界』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

さらに驚くのが、そのうち約80%の医師が「学生時代にもっと英語を勉強すればよかった」と言っているということ。それだけ英語ができる人たちでも、さらに英語の勉強が必要だと思っているということだ。

たしかに、医者は、患者や看護師、ほかの医師やスタッフなどとコミュニケーションをとることで仕事が成り立っているため、ある程度の英語力は大切になる。

しかし、英語ができないからといって、決してアメリカで働けないというわけではない。この通り、私はアメリカで心臓外科医として働いているが、TOEFLの点数は48点であった。GOOD LUCK。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象