日本人衝撃「米国での心臓手術」で見た驚きの光景 日本人ならそんなこと絶対にしない…!

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アメリカでは、タトゥーをしている人を比較的よく見かける。病院で働く医師やそのほかの職員にも、タトゥーをしている人は結構いるのだ。

ただし、病院によっては、長袖を着たりスカーフのようなものを巻いたりして、勤務中は腕や首にあるタトゥーを隠すよう指示されるところもあるみたいだ。

アメリカの同僚にタトゥーについて聞いてみたところ、「アメリカでは、若いときにファッションやノリで入れて、後悔する人が多い」と言っていた。そして、「誰かがタトゥーをしているからといって特に何も思わない」とも言っていた。日本に比べたら、タトゥーへの抵抗感が小さいのかもしれない。

ちなみに、過去に投稿した恥ずかしい動画や文章など、ネット上に残ってしまった将来の自分にとって不利益な情報をデジタルタトゥーという。タトゥーはいいが、墓穴は掘らないようにしたい。

アメリカの医師は、自信に満ちていてプレゼン能力が高い

アメリカでの手術は、英語で行われる。手術室での会話はある程度決まっており、日常会話よりもずいぶん簡単だ。しかし、数年一緒に働いてきた手術室のスタッフに自分の英語が理解してもらえないことはいまだにある。

例えば手術中、 看護師に「メス」と言ったところ、メスではなくハサミを渡されることがある。外科医という生き物はどこまでもわがままであり、つい「状況的にメスが適しているなら、仮にハサミと聞こえたとしても、機転を利かせてひと言『メスでいい?』と聞いてくれたらいいのに」と思ってしまう。しかし、ここには日本人とアメリカ人の違いがあるのだ。

一般的に日本人は、言葉でしっかり説明されなくても、あるいは多少聞き取れなかったとしても、そのときの状況や背景を読み取って適切に判断・理解する能力に優れている。私も状況を読む力には定評があり、もし騒がしい店で上司とふたりで食事をしていて、上司の言葉がひとつも聞き取れなかったとしても、何事もなかったかのように食事会を終えることができる自信がある。

一方、アメリカで働く人は、伝えたいことを言葉にするいわゆる“プレゼン能力”が高く、さらに得体の知れない自信に満ち溢れている。

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