「人間関係に悩む人」がムダにしている意外なもの 自分軸でモノを考えれば人生がもっと楽になる

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誰かのことで悩み、自分を抑えてぐっと我慢する。それは心も体も疲れます。ぐっと我慢するのではなく、ぐーっと切り替えて、「自分のことを考える時間」にするんです。

 自分のことを考えるとは、
・わたしの家事をラクにする方法をもっと探してみよう!
・わたしの仕事、次にやってみたいことは何かな?
・わたしは何をしたらごきげんでいられる?

誰か、ではなく、わたしを主人公にする。人に固執しない、変化していく人間関係もある。自分で自分をごきげんに変えていきましょう。

人に求めず「自分がしたいからする」

あるときこんなご相談をいただきました。「子どもとかかわる仕事をしていて、同僚との関係に悩んでいます。時間を守らない、挨拶せずに退勤する。何度か話し合っても一向に変わりません」。

子どもにかかわる立場として、相手に求めたくなるのもわかります。でも相手を変えるのは難しい。自分の正しさと、相手の正しさの"ものさし"は違うからです。

こんなとき、わたしは「職場で求められている役割」を考えます。「目の前の子どもと向き合い、子どもにとってベストなかかわりをすること」。それが一番大事ですよね。この質問をしてくださった方は今、同僚の言動が一番気になっている状態。エネルギーや時間の使いどころが、本来求められている役割からズレてしまっているんです。

時間を守るのも、同僚への退勤の挨拶も、なぜしているのか? と立ち返ると、自分がしたいから、自分が必要だと思うから、しているのではないでしょうか。

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