「人間関係に悩む人」がムダにしている意外なもの 自分軸でモノを考えれば人生がもっと楽になる

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わたしは家族でも職場でも、言いにくいことを伝えるときは、必ず「相手にとってプラスの言葉で伝える」ようにしています。ご相談くださった方のように、「リラックスできないから、リビングで仕事をしないでほしい」と伝えるのは、自分が主語であり、さらに「ない」という否定を重ねた言い方。これでは相手には上手に伝わりません。

わたしなら、感謝の気持ちを最初に伝え、その上で気になることを伝えます。たとえば、「いつもありがとう。みんな家にいる時間が長いし、パパが集中できるように、家族もリラックスできるように、上の階で仕事してくれたら助かるな~」と明るく伝える! 

また、子どもから伝えてもらうのも1つの方法。子どものほうがやわらかい表現で伝えることができ、効果的な場合もあるんです。

言いにくいことは「プラスなこと」を先に伝える

家庭でも職場でも、わたしがしんどい、わたしがラクになりたい、の表現では伝わるものも伝わりません。

今日から変わる わたしの24時間
『今日から変わる わたしの24時間』(大和書房)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

「相手にとってプラスなことを先に伝える」。

これができれば、コミュニケーションがスムーズにいき、誰かのことで悩む時間を減らすことにつながるはずです。

・明日の朝困るから、早く勉強しなさい!→今宿題して、あとでおやつ食べよう!
 ・会社の備品、ちゃんと元に戻して!→戻しておくと、使うときラクだよ~!

「なぜわたしばかり、そこまで考えなくてはいけないの?」といったお声もいただくのですが、言い方を変えるだけでコミュニケーションがラクになるなんて、すっごく時短(笑) もめごとが起きる前に時間を使うほうがよっぽどいいことだと思うのです。

Emi 「OURHOME」主宰

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暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」主宰。32名のスタッフと共に兵庫県西宮で運営。

雑誌『LEE』連載、企業との共同開発、レッスン開催など多方面で活躍。2022年より音声メディアVoicyで「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」をスタート。暮らしや子育て、働きかたの悩みなど、リスナーに寄り添うラジオが人気。SNS総フォロワー23万人。『デスクと気持ちの片づけで 見違える、わたしの仕事時間』、『続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート』『暮らす働く、もっと明るいほうへ。 気持ちを切り替えるヒント39』など著書20冊、累計58万部。2009年生まれの双子の母。

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