東大生出題「これはどんな内容?」文章推測クイズ 文章の最初と最後を読めば話の全体像が見える

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また、「最初」と「最後」を読むことで著者の主張や文章のテーマをいち早く見つけるテクニックは、物語だけではなく評論文でも有効です。

最初「『巨人の肩の上に立つ』そんな言葉を残したのは、17世紀最大の物理学者、アイザック・ニュートンである。」
最後「現代の物理学は、彼の功績なくしては成り立たないものなのである。」

文章の最初では、アイザック・ニュートンの言葉が紹介されています。ニュートンのことを「17世紀最大の物理学者」と紹介しているので、筆者がニュートンを高く評価していることがわかります。

そして最後も、「現代の物理学は、彼の功績なくしては成り立たない」とニュートンの功績をたたえる文章となっています。

最初と最後の間にある要素

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つまり、この最初と最後の間の部分には、アイザック・ニュートンの研究の内容や、それが現代の物理学にどのような影響を与えたのか、といった文章が書かれているはずです。

いかがでしょうか? 文章の「最初」と「最後」に着目して読むことで、筆者が伝えたかった主張やテーマをつかみやすくなります。ぜひ、みなさんも挑戦してみてください。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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