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ダイソー「姉妹チェーン」通って感じた一抹の不安 始動から3年、「無印のライバル」はまだ遠い?

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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実際の商品も「ストーリー」性のあるものが多い。Standard Productsは積極的に地場産業とコラボしており、その商品についての情報が説明されている。大量生産ではない地場産業だからこそ、その背後に「ストーリー」がある。

今治のタオルともコラボレーションしている(筆者撮影)

店舗は全体的にウッディーな雰囲気で統一されており、イメージカラーは落ち着いたグレー。やや照明が落ちている店内には、環境音楽のようなBGMがかかっている。

ダイソーとは明らかに違う店構え。グレーが基調(筆者撮影)

ダイソーとはまったく異なり、「世界観」をいかに構築するのか、その点を意識していることがよくわかる。

いまいち基準のわからない出店場所

こうして、独自の「世界観」を作ろうとしているStandard Products。消費者としては、その商品には今のところ満足しているのだが、一つ気になることが生まれた。「出店場所」だ。その軸がいまいち見えづらいのである。これが、私の一抹の不安につながる。

1号店は渋谷マークシティ、2号店は新宿アルタに誕生し、その意味ではファッションビルなどに積極的に出店を進めていくのかと思われた。「おしゃれさ」を目指す同店としては、納得のいく選択だろう。しかし、特にその後の出店を見ていくと、イオンやイトーヨーカドー、百貨店の一部、さらにはドンキなど、ありとあらゆるところに出店を進めている。

出店するテナントの方向性が特に無さそうなのである。

吉祥寺店はヨドバシカメラの上に(筆者撮影)
成増店は、なんとMEGAドンキに。いや、便利っちゃ便利なのだが……(筆者撮影)
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