いわき「夜明け市場」が挑んでいることとは? 地元復興支援が「自分の夢」の復興に繋がった

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夜明け市場の入口。元々は白銀小路というスナック街だった
人生とは「挑戦」の連続です。挑戦が、新しいキャリア、新しい自分、そして新しい人生の可能性を切り開いていきます。しかし一方で、私たちは日々の仕事に忙殺されたり、挑戦への勇気が持てなかったり、挑戦に値する出会いが持てなかったりといったさまざまな理由から、挑戦に踏み出すことをためらいがちです。今回は、東日本大震災という大きな外部環境の変化から、挑戦へと踏み出した挑戦者の話を取り上げます。

震災によって、入った会社が再び倒産の危機

松本 丈(まつもと たけし、写真左)/ 福島県いわき市出身。東北大学大学院修了。2011年、福島の復興のシンボルと新しいまちづくりの拠点をつくろうと復興飲食店街夜明け市場を同郷の鈴木賢治氏とともに立ち上げる。夜明け市場の事務局長として、現場全般を統括。2013年、地域のプレーヤーを増やすためにNPO法人TATAKIAGE Japanを設立し共同理事長に就任

「1度目に入った不動産会社は入社1年半でいきなり倒産。その後失業期間を経て、小学校の同級生の幼馴染が創業し経営していた47プランニングという日本全国の地域活性を事業とする会社に入りましたが、すぐに東日本大震災が起こったのです」

「自分たちの出身県である福島の食材を使った飲食店とケータリングカーのOPENを、東京で1カ月後に控えていたときでした。まったく食材も入って来ずオープンの目処が立たなくなり、会社の収益の柱であったイベント事業も自粛ムードで減少していく。転職後、またあっという間に会社がなくなってしまうかも知れない、と思いました」

今回取り上げる挑戦者は、松本丈さん。東日本大震災で被害が大きかった都市であり、そして今も福島第一原発の廃炉に向けた拠点となっているいわき市出身です。

そのいわき市で、復興のシンボルとしてシャッター街になってしまった場所を再生させようと始まった飲食街「夜明け市場」の取締役で、現場に張り付き、成功にまで導いた張本人です。

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