夏の「蓄積疲労」をスッキリ運動・睡眠・食事のコツ カギは寝る前のエクササイズとビタミン摂取

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■お尻と太もも裏のストレッチ

①仰向けになって体を真っすぐに伸ばしてから、一方の膝の裏を持って胸に向かって引き寄せ、お尻が気持ちよく伸びる位置で、楽に呼吸をしながら10秒キープする。

②続いて、手をふくらはぎにずらし、膝を軽く曲げた状態で手前に引き寄せ、太ももの裏が気持ちよく伸びる位置で、楽に呼吸をしながら10秒キープする。

これを左右交互に3セット行う。

(イラスト:竹口睦郁)

夏バテの原因、睡眠の問題を解決する

体力低下以外で、夏バテを起こす主な原因は大きく2つに分けられます。1つは睡眠の問題、もう1つは栄養の問題です。

脳と体の活動を低下させて、細胞の修復や再生を促すことで脳や体を回復させるのが睡眠の役割ですが、暑さによって寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることでその役割が十分に果たされず、それが続くことで脳にも体にも疲労が蓄積していきます。

脳の疲労が蓄積すれば、認知、判断、記憶といった機能に悪影響を及ぼしますし、体の疲労が蓄積すれば、筋肉だけでなく胃腸など内臓の機能も低下しやすくなります。

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