動画プロモーションが下手な会社に欠けた視点 テレビディレクターが語る中小企業の優位性

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①「専門知識」の動画

自社が保有している専門知識を一般向けに解説することで視聴回数を稼ぎ、自社のプロモーションにつなげる動画です。例えば、税理士や弁護士などが展開するYouTubeチャンネルをイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。税理士のチャンネルだと、確定申告の手続き方法、インボイス制度についての解説をしたり、弁護士のチャンネルでは、法律の知識、著作権の解釈、契約書の文言を解説したりする動画などをわかりやすく配信して人気を集めています。

税理士が扶養控除について解説しているシーン。職業上の専門的な知識を一般向けにわかりやすく解説するのはもちろんのこと、日常生活で役立つトピック&時事と絡めた内容ほど人気を集めやすい

文字だけでは伝えきれない情報を発信

②「商品販促」の動画
自社が生産(販売)している商品をメインに紹介する動画です。商品の魅力を解説することで、その認知度を高めたり、売上を伸ばしたりする効果を狙います。主にメーカー企業や小売り販売店で取り組まれることの多いジャンルです。動画プロモーションは商品紹介との相性がよいといわれています。文字の説明だけでは伝えきれない情報――商品のラインナップ、性能、使い方など――を映像と音声で一挙にまとめて発信でき、高い訴求力を見込めるからです。

特定のブランドの靴アイテムをバイヤー視点で紹介している動画。商品販促では、取り上げる商品の時期やタイミングなどを意識して投稿することが重要だ
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