「なぜ辞めるの⁉」驚く上司が知らない部下の本心 部下の離職の理由は「たった4つ」に分類できる
「最近の若者はわからない」と嘆く上司たち
「若い人はストレスに弱いというから仕事の負担を軽くしたら、『この会社はぬるい』と言って若手が辞めました。私はどうすればよかったんですか」
「仕事がよくできるから部下を昇進させたんです。そしたら辞めたいと言ってきたので、慌てて理由を聞いたら、『昇進したくなかったです』と言われ、そのまま辞めていきました」
人手不足の会社が多い中、離職防止は喫緊の課題となっています。
しかし、上記のように部下の気持ちに配慮したつもりなのに、突然部下に離職され、戸惑いの声があがっています。
私は経営心理士として社員の離職理由を調査し、主催する経営心理士講座では「どのようなときに離職を決意するか」というテーマでディスカッションを行い、その結果を分析しています。
その結果、多く見られた離職理由は次のとおりです。
・自分が望むスキルや経験が得られないと思った
・このままこの会社にいても成長できないと思った
・会社や業界の将来に不安を感じた
・仕事が面白くなかった、やりがいを感じられなかった
・新たな挑戦をしたかった、自分の可能性を試したかった
・人や社会の役に立っている実感を得たかった
・給料や労働環境に不満があった
・結婚、育児、介護など家庭の事情



















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