――とはいえ巨大な組織だと、風土を変えるのは難しい部分もあるのでは。
一例でいえば、今「さん」づけ活動をやっていて、私に対しても「北村社長」ではなくて、「北村さん」と言うようにお願いしている。組織のコミュニケーションの壁を低くして、そういった(自分の思った)ことを言い合えるように、トップ自らが発信して実践していく。
個人の評価指標、目標設定シートでも、「他者貢献」を評価の仕組みに入れた。自分のところだけがよければいいのではなく、トータルで考えれば、(顧客が商品に出会ってから購入に至るまでの)カスタマージャーニーでは、川上から川下までの一連(の会社の取り組み)がお客様には見えている。
それを実現するうえで、いろんな組織をまたいで仕事をしていくわけだが、その“のりしろ”を補うかたちで他者貢献しながら全体最適を目指していこうとメッセージを出している。そんなことが出来上がると、もう少し風通しがよくなり、物を言いやすくなる文化が育ってくると思う。
“復活”に向けた5本柱
――もう1つの課題である「事業成長」について、今期の通期業績見通しは大幅減益予想となっています。来期以降に向け、どのような反転戦略を描いていきますか。
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