「継続は力なり」が脳科学的になかなか難しい根拠 「赤ちゃんでも飽きる」のに大人が飽きるのは当然

「飽きっぽくない人」などいない
人は何かをなしとげたとき、困難を克服したとき、つまり「成功体験」をしたとき、ドーパミンが出ることがわかっています。ドーパミンが出ると、心地よい状態になります。そして、脳は「またその状態になりたい」と思い、脳の中で、その行動にまつわる部位の働きを活性化させようとします。
ドーパミン・コントロールの具体的な方法は次のとおりです。
この①~③のステップのサイクルを繰り返すことで、ドーパミン・コントロールを習慣として定着させられるようになります。
「できる」「続けられる」といった自己暗示をかけ、小さな課題をクリアし、快楽物質のドーパミンを出す。その人たちの脳で、このような「ドーパミン・コントロール」が行われていたことは疑いようがありません。
ではいったいどうすれば、人はドーパミン・コントロールをたやすく習慣化して、持続できるのか。
まず、なぜ「続ける」ことが難しいのか、お話しさせてください。
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