今のアメリカは「ほぼトラ」ではなく「まじトラ」だ 「トランプトレード」で儲かる銘柄のヒントとは

✎ 1〜 ✎ 228 ✎ 229 ✎ 230 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。

21日は中京記念(G3)。今年は改修工事に伴う日程変更により、レース名がついている中京競馬場ではなく2021、2022年と同じく小倉競馬場の芝1800メートルで行われる。小回りの平坦コースでハンデ戦だけに、しばしば大荒れとなることで知られている。

しかも週末は、最も当てになる2人、クリストフ・ルメール騎手が夏休み、川田将雅騎手が体調点検のために騎乗しない。となれば、いっそ人気薄から狙ってみるのも一案といえるだろう。

ちなみに過去10年のこのレースは、1~5番人気は【4-2-9-34】だが、6~9番人気は【5-4-1-30】とほとんど遜色がない。重賞未勝利馬が8連勝中ということもあり、ここは大胆に狙ってみることにしよう。

「アナゴサン」で稼いで「うなぎ」を食べる皮算用

そこで本命に抜擢するのはアナゴサン。小倉に良績があり、今期は松若風馬騎手とのコンビで4着、3着と尻上がりに調子を上げている。斥量56キロも恵まれたといっていいだろう。

ちなみにこのレース、2014年にサダムパテックが58キロを背負って勝っているが、それ以外は全部、57キロ以下である。今回も59キロのエルトンバローズや58キロのエピファニーは、たとえ人気になっても「消し」でいいだろう。アナゴサンから斥量が軽めの馬にワイドで流してみるのも面白そうだ。

競馬が終われば24日は土用丑の日。アナゴサンで稼いだお金でうなぎを食べる、というのも楽しそうではないか。関東甲信・東海地方は18日にとうとう梅雨明けした。ついでに生ビールも一杯と行きたいところである。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は7月27日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事