「空気を読む」は「考えない」につながる愚行だ 危険!「思考逃避」という落とし穴(上)
 
 
――新刊の冒頭で、「思考逃避」について警鐘を鳴らしています。「思考逃避」とは、何なのでしょうか?
今、書店に行くと論理的思考法や問題解決手法についての書籍がたくさん並んでいます。東洋経済オンラインの読者であれば、そういった本を読んで勉強されている方も多いと思います。ですから、ビジネス上の問題についても、真剣に考え抜けば、それなりにいい答えを見つけられるという人は多いのではないでしょうか。
しかし、問題は「真剣に考え抜く」ことが、特に日本の大組織の中では、案外難しいことです。さまざまな要因によって、「考えることから逃げる」態度がしみ付いてしまう。そうすると、いくら論理的思考法について学んでも、宝の持ち腐れになってしまいます。私たちはそれを、「思考停止」を超えた「思考逃避」と呼んでいます。





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        












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