【驚愕事実】宇宙人&UFOは実在する可能性大 存在を確かめるためNASAが本格調査に乗り出す

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残念ながら科学的な見解としては、「UFOは宇宙人の乗り物である」という説を支持する証拠があるとは考えられていません。

なぜなら科学とは、次の3つがそろって初めて成り立つからです。

【科学に必要な3つの要素】
実証性…仮説に対して観察や実験で検証できる
再現性…誰が検証しても同じ結果が出る
客観性…主観でなく事実に基づいて結論を導く


 UFOが「宇宙人の乗り物である」という説には、この3つを備えた証拠はありません。

だからといって、UFOは「宇宙人の乗り物である」という説が間違っていると断言できるわけでもないのです。

思い込みは捨てるべきだが、希望まで捨てる必要はない

いまはまだ科学的な証拠がないだけで、実際にはそれが正解だという可能性もあります。

そんな回答ではモヤモヤしますよね。

でも、とにかくUFOには慎重になる必要があります。

ひとつ言えることは、UFOや宇宙人について考えるときは、思い込みは捨てたほうがいいけど、希望まで捨てる必要はないということです。

だからこそUFOにはロマンがあり、人を惹きつけて止まないのでしょう。NASAの研究は2023年に始まったばかり。これから「驚くような事実」が発見されるかもしれません。

さらに次回は、宇宙人の存在に関する科学者の見解を解説していきます。

井筒 智彦 宇宙博士、東京大学 博士号(理学)

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いづつ・ともひこ / Tomohiko Izutsu

1985年生まれ。東京大学理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了。NASA(アメリカ航空宇宙局)人工衛星のデータ解析により、宇宙プラズマの乱流輸送現象を世界で初めて実証し、2010年地球電磁気・地球惑星圏学会にてオーロラメダルを受賞。東京大学での研究を終え、コロラド大学のNASA人工衛星解析チームに入る話が進むも辞退し、2013年少子高齢過疎化が進む広島県北広島町芸北地域に移住。宇宙飛行士のコスプレをして、テレビ、ラジオ、新聞、YouTubeなどのメディアで宇宙の魅力を楽しく伝えながら、「宇宙町おこし」に取り組んでいる。その活動が評価され、2015年公益社団法人日本青年会議所の人間力大賞・総務大臣奨励賞を受賞。

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