育児の「ワンオペ」解消は「予定共有」の一歩から 「ファミリーカレンダー」で家族の時間を見直す

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ちなみに、Google Women Willの「LIFEとテクノロジー調査2016」によればスケジュールを夫婦で共有するだけで、女性は家事育児分担のストレスが軽減し、男性は家事育児時間が伸びるとのこと。

スケジュールを共有するだけで家事育児シェアにつながるのだから、もはややらない理由がありません。

では、どのようなことを、どのように共有すればいいのでしょうか。その方法をご提案します。

ファミリーカレンダーでスケジュールを共有

家族でスケジュール共有できるアプリは色々とあります。自分たちが使いやすいものを使えばいいのですが、本記事ではGoogleカレンダーを例にポイントをお伝えしていきます。考え方さえご理解いただけたら、他のアプリでもアレンジできるはずです。

子育てのタスクを家族共有のタスクにする

情報共有においてとにかく大事なのは、情報が夫婦どちらかに偏らないようにすることです。どのような方法でも構いませんが、僕がおすすめしているのは「ファミリーアカウント」の作成です。

ファミリーアカウントとは、夫婦が共同で管理するアカウントのこと。「〇〇_family@〜」のように新規アドレスを登録します。

子育てや家族行事などに関する登録は、基本的にはこのファミリーアカウントで行い、保育園や施設からの連絡は夫婦がともにキャッチアップできるようにします。

これは子どもが大きくなってきてからも便利で、デバイスを持たせ始めた頃のアカウントやパスワード管理をこのファミリーアカウントで行えば、夫婦どちらでも管理ができます。

カレンダーも、このファミリーアカウントを通じて「ファミリーカレンダー」をつくります。このファミリーカレンダーに「保育園や学校、習い事の予定」「家族の予定」などを入れておくことで、家族の予定をお互いに把握することができます。

「誰」が対応する予定かを記載する

家族の予定を入力していても、誰に関係あることなのかをはっきりさせておくことが大事です。

たとえば保護者会があったとして、夫婦でいくのか夫がいくのか妻がいくのかをはっきりさせる必要があります。そうしないとせっかく共有していても「自分が行く予定だとは思っていなかった」なんてことになりかねません。

そこで、

【パパ】保護者会、【ママ】保護者会、【両親】保護者会

など、誰が対応する予定なのか、決まり次第入力するようにします。これで予定に対しての主体性が高まります

仕事至上主義を改める

このファミリーカレンダーの共有は、ささやかなティップスでしかありません。ですが、その背後には人生を変えるほどの大きな価値観の転換があります。それが「仕事至上主義を改める」です。

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