転職5回・47歳で起業の"ママ"に聞く挑戦のコツ 1年半大学に通い55歳で社会福祉士の資格取得

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そして、その試行錯誤こそがチャレンジ。「挑戦」と聞くと大きなことを想像するかもしれないけれど、小さな試行錯誤の積み重ねの先に、気がついたら大きなチャレンジができるだけの自分があるのだと思います。

だからこそ、まずはささいなことから、自分の気持ちを人に伝えましょう。そうやって現状の不満を解決する動きを取れるようになれば、どんな環境でもやっていけるようになります。

できないことをやる過程には失敗が付きものなので、失敗を深刻に捉えず、「この言い方はダメなんだ」「次は別の言い方をしよう」って、学びに変換できるといいですね。

失敗に慣れないうちは傷つきやすいけど、慣れると引きずらなくなります。自分のためだと思って、失敗に対するずうずうしさを持っていきましょう。

自分を大事にするには、わがままも必要

私は先のことが考えられないタイプで、特に20〜30代は仕事を転々としていたし、2度も離婚しているし、不安しかありませんでした。

店内照明
(写真:Woman type編集部)

 でも振り返ると、どこかで「なんとかなる」って思っていたような気がします。仕事は選ばなければいくらでもあるし、お金だって生活レベルを変えればどうにかなる。

われながら「よくやったな」って思うのは、2回目の結婚の時。仕事を辞めて相手の海外赴任に帯同したけど、「この生活は耐えられない」と3年後に家出し、一人で帰国したんです。

そのまま東京の友達の家に転がり込んで、「仕事はありませんか?」ってこれまで出会った人たちに聞き回って。結果的に知り合いから仕事を紹介してもらって再就職しました。

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