転職5回・47歳で起業の"ママ"に聞く挑戦のコツ 1年半大学に通い55歳で社会福祉士の資格取得
そんな感じだったので、資格を取った後のことは全然考えなかった(笑)。資格を取るにあたって、悩んだり躊躇したりすることもなかったです。
もちろん仕事との両立やお金のことは考えたけど、算段がついたら迷っている時間がもったいない。大学の募集は年1回しかないしね。
それに、誰かに強制されているわけじゃないから、「違うな」と思ったら辞めたらいいだけ。それは学生時代との大きな違いです。
「いざとなったら辞めればいい」は、私にとってお守りの言葉。それがあったから、何の躊躇もなかったのだと思います。
「自分のために使える時間」は意外と少ない
仮に違ったとしても、その経験が無駄になることは絶対ないんですよ。「違う」と思った理由には、やらないと気付けない。それが分かっただけで収穫だし、掛けたお金も勉強代です。
そもそも「役に立つかな」「無駄になったらどうしよう」なんて、やる前に考えていたら何もできないですよ。そんなの分からないですもん。
「キャリアにプラスになる」とか「もうかる」っていうのも大事だけど、それだけで選んじゃうとどこかで行き詰まる気がして。
だから私は「自分が面白いと思えるか」を大切に、今回も「何かしら自分がやれることが増えるかな」くらいに考えていました。
資格の勉強は思っていたより大変だったけど、とにかく楽しかったですよ。