転職5回・47歳で起業の"ママ"に聞く挑戦のコツ 1年半大学に通い55歳で社会福祉士の資格取得

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学生時代にやらされる勉強は好きじゃなかったけど、大人になって自発的にやる勉強って楽しいんです。嫌になったら辞められるしね。

それに、新しい学びや人との出会いは私にとって生きる糧。自分の世界を広げる一つの方法であり、55年生きてきた中で、自分がそこにインスパイアされることも分かっています。

勉強し始めれば関心のアンテナが立つから、情報が勝手に集まってきて、より興味が湧くし、関係も広がっていく。応援してもらえるし、なんと勉強するだけで尊敬もされる(笑)

スナックひきだし営業中の様子
スナックひきだし営業中の様子(写真:Woman type編集部)

 何より1年半もの間、勉強せざるを得ない状況に置かれて、誰に頼まれたわけでもない勉強をするのは、ぜいたくな時間だったなと思います。

人生の中で自分のために使える時間って、実はそんなに多くはないんですよ。子育てや介護などライフステージの変化もあるし、自分が病気になるかも分からない。

だから、やりたいことが見つかって、やれる状態にあるのなら、すぐにやるのはとても大事だと思っているんです。

あとはね、50代になると目がダメになるんですよ。書き物は午前中しかできないし、集中力も続かない。物覚えなんかろくでもない(笑)

そういう意味でも、勉強したいことがあるなら若いうちにやった方がいいなと思います。特に勉強と旅行に関しては、「定年後に……」なんて絶対やめた方がいいですよ。

「上手に意見を言う」試行錯誤もチャレンジ

私は20〜30代で5回転職しているし、2回離婚もしています。40代で大学院に行ったり、今回50代で資格を取ったりと、振り返れば「変える」ことをしてきました。

変化が怖い人は、チャレンジを重く考えすぎなんだと思います。「嫌なら辞めたらいい」「うまくいかなければネタにしよう」くらいに、軽く考えた方がいいですよ。

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