「炎上」回避にChatGPTが使えるって本当ですか? 意識していない炎上の可能性をチェックできる

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というプロンプトで、修正点のアドバイスをもらうことができます。こうしたやりとりを何度も続けてブラッシュアップすれば、より安心、安全なスピーチができます。

炎上を起こした場合の対策を立ててもらう

また万が一、スピーチが炎上を起こしたような場合でも、

<プロンプト>
1の点で炎上事件が起きたらどのようにコメントしたらよいでしょうか

のようなプロンプトで炎上を消化する対策を立てることができます。

[User]1の点で炎上事件が起きたらどのようにコメントしたらよいでしょうか
[GPT]もし1点(「35歳で世の中に認められないなら一流は諦めたほうがいいかもしれない」という年齢に関する言及)で炎上事件が起きた場合、公的なコメントを出す際には以下のポイントに注意してください。
1. 謝罪と理解の表明:「この度は、私たちの発言が年齢に関する不適切な印象を与え、不快感をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。当社/当団体では、全ての年齢の個人が持つ価値と可能性を尊重し、年齢に関わらずチャンスが平等に与えられるべきだと信じています。」
2. 発言の意図の説明:「私たちの意図は、一流を目指す過程においてさも経験もそれぞれに価値があるということを強調することでした。しかし、その表現が不適切であり、誤解を招いたことを深く反省しています。」

ここでは、「1謝罪と理解の表明、2発言の意図の説明、3対策と改善の約束、4継続的なコミュニケーションの約束」という4段階で謝罪する戦術が提示されました。

このように、あなたがもしイベントなどでスピーチをすることなどがあれば、その前にチェックしてもらうことが可能です。

ぜひ、活用してください。

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橋本 大也
はしもと だいや / Daiya Hashimoto

デジタルハリウッド大学教授兼メディアライブラリー館長。多摩大学大学院客員教授。早稲田情報技術研究所取締役。ブンシン合同会社CEO。翻訳者。IT戦略コンサルタント。ビッグデータと人工知能の技術ベンチャー企業データセクション株式会社の創業者。同社を上場させた後、顧問に就任し、教育とITの領域でイノベーションを追求している。2024年1月デジタルハリウッドで生成AI教育プログラムを開発するブンシン合同会社CEOに就任し、生成AIの活用を教える「プロンプト・エンジニアリング・マスターコース」を創設、自ら主任講師として教鞭をとっている。

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