「炎上」回避にChatGPTが使えるって本当ですか? 意識していない炎上の可能性をチェックできる

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

他にもたとえば、「ピグマリオン効果」について聞いて、同じように画像にしてもらうと、このような画像が生成されました。

ChatGPT
『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』P105より

炎上しそうな文章を指摘してもらう

生成AIは文章を読んで中身に問題がないか確認する能力があります。

たとえば、企業のリリースや社長のスピーチの予定原稿を確認させて、コンプライアンス、ポリティカル・コレクトネス、ダイバーシティなどの問題がないかを確認させて、懸念事項を指摘させることができます。

これは私が作ったスピーチ用のメモです。

秘すれば花なり
すべてのクリエイターにおすすめしたいのが『現代語訳 風姿花伝』(PHP研究所)である。風姿花伝はご存知のように、600年前に能を極めた世阿弥が書いた芸能指南の書。明治になるまで一子相伝で伝えられてきた。この書の中でも最も秘匿性が高い「口伝」で語られた「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」というフレーズは有名である。この現代語訳は古い言葉で書かれたその奥義が、誰にでもわかる言葉に翻訳されている。
世阿弥によると花とは、面白くて珍しいもののことである。見るものの心を動かさなければ花ではない。そして、どんなに洗練された表現でも、ありふれたものは花ではない。だから、表現者はたくさんの持ちネタを修得し、場の雰囲気に合わせて、最適なものを繰り出せるようになりなさい。それが花のある芸人ですと伝えている。
私流に超訳してしまうと、こんなことも言っている。
・開演は会場が静まるのを待ってから始めなさい
・昼の公演では穏やかな出し物から少しずつ盛り上げていきなさい
・夜の公演ではいきなりテンションを高く始めなさい
・練習中の芸は地方巡業で磨き、ここぞという東京ドーム公演で完成形を見せなさい
・若い芸人は若さゆえの輝きを持つが、それは一瞬のことなので根気よく精進しなさい
・35歳で世の中に認められないなら一流は諦めたほうがいいかもしれない

私としては特に内容に問題はないだろうと予想しつつも、念のためChatGPTでチェックしました。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事