親子にとって「中学受験がそんなに悪くない」理由 ポストコロナで「中受」の負担は少し軽くなった

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結論を言うと、次女は本人の実力と頑張りの結果受験したすべての学校から合格を勝ち取った。本人は大満足な結果で、むろん親としてもうれしく思った。でも、受験終了後の私の疲弊は尋常じゃなかった。それはなぜか?

受験はそう悪いものでもない

2回目の受験なので塾のカリキュラム・スケジュールが頭に入っているため、次の展開がわかってしまい、常に先回りしていろいろとお膳立てしてしまう自分がいた。こちらが計画性を持って対応する分、子供がイメージ通りの行動や結果を出さないとストレスを感じてしまうことが非常に多かった。

また、「受験2回目のアドバンテージ」と母親が丸3年間伴走したため、次女の頑張りを素直に認めなかったこともあった。これは私の反省ポイントではあるが、長女が受験生であったときを思い出すといまでも気の毒に思うし、あの困難な時期を乗り越えた長女を褒めてやりたいと考えてしまうのも事実だ。

「結果はどうであれ、新しい経験を試行錯誤しながら子供と模索して進んでいくぐらいのほうがいいのかもしれない……」

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