手軽!カプセル式コーヒーメーカー「注目の3機種」 「上島珈琲店」「ドトール」「辻利」のカプセルも

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ドリップポッド
ドリップポッドの定番コーヒーカプセルには、それぞれ最低1レシピが用意されている(筆者撮影)

マシンの操作部分はタッチパネルを使用し、抽出モード、メニュー、抽出量が変更できる。旧モデル「DP3」にはなかった機能で、新たに追加された「FAVORITE」ボタンも便利だ。お気に入りの「プロレシピ」を1つ登録することができ、アプリと接続せずに「プロレシピ」で抽出できる。

どこでも気軽に持ち運べるように大きな持ち手がタッチパネル上部についているが、角度によってはボタンが見にくいときがある。旧モデルと比較するとデザインは洗練されたものの、サイズも大きくなってしまった。どこでも気軽に家の中で持ち運べるように持ち手が固定されているコンセプトだが、見やすさを優先したい人もいるので、取り外せるようにしてほしい。

コーヒーメーカー
家でも持ち運んで使うことを想定し、取っ手がある。角度によっては操作ボタンが少々見にくいことも(筆者撮影)

カプセルは公式サイトから購入できる。種類はお茶や紅茶も含めて15種類。1箱(12個入り)998円~1944円。合計5000円以上の購入で送料無料。

プロが厳選したコーヒーが毎月4箱届く「世界のコーヒーお届け便」4580円、自分の好みに合わせて定番価格から10%オフで購入できるカプセルお好み定期便(毎月・隔月選択可能、合計5000円以上)もある。本体価格は2万4200円。

抽出量は、約70ml~約200ml(7段階調整)で、水タンク容量は700mL。カプセルはお湯がコーヒーの中を均一に抜ける半球型で、キレがあり、すっきりとしたドリップコーヒーらしい味を楽しめる。

同モデルはキリマンジャロやブラジルなど、生産地ごとに味を存分に堪能できる。個人的には少しチョコレートのようなコクがある「グァテマラ&コロンビア」、苦みが薄く、酸味とフルーツのような香りが強い「ハワイコナ」をよく飲んでいる。カプセルによってガラッと味が変わるので、飽きることがなかった。

ふわふわミルクの本格的なカフェラテ

ヴァーチュオ ラティシマ
「ヴァーチュオ ラティシマ」は、水タンクのほかに前面にミルクタンクがある(筆者撮影)

カフェラテなどのミルクレシピを楽しみたいのなら、ネスプレッソの「ヴァーチュオ ラティシマ」もおすすめだ。コーヒー抽出のほかにワンタッチでふわふわの本格的なフォームミルクを作ることができる。

さらにフォームミルクは、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクなどのレシピも可能だ。

コーヒーは、ネスプレッソが独自に開発したセントリフュージョン(遠心力抽出法)を搭載。カプセルを回転させ、遠心力を使ってお湯を注入し、カプセル内のコーヒー全体にお湯を行き渡らせて蒸らしている。

5つのカップサイズ(約535mL、約230mL、約150mL、約80mL、約40mL)に対応しており、カプセルの大きさも異なる。コーヒーカプセルのフチには各カプセルの最適な抽出設定(サイズ、回転数、注入湯量、湯温など)がバーコードに記録されており、コーヒーメーカーが読み取って自動で抽出する。水タンク容量は1600mL。

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