手軽!カプセル式コーヒーメーカー「注目の3機種」 「上島珈琲店」「ドトール」「辻利」のカプセルも

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「KB-01」は、日本では約4年ぶりとなる新モデルで、前モデル「BS300」と比較すると重さが約1kg軽く、幅が10cmと半分程度になり、スリムでコンパクトになった。また、前モデルでは電源を入れてから抽出するまで約30秒かかったが、新モデルでは約15秒と半分の時間に短縮されている。

また、通常の抽出に加え、ゆっくり抽出することで濃いコーヒーが味わえる「ストロングモード」も選択可能だ。

湯量は70mL、140mL、200mL、240mLから選択できるが、水タンクは500mLしかなく、対応しているのは1~3杯分。コーヒーメーカーの中では容量がかなり小さく、片手で持てるサイズで持ち運びもお手入れもラクだ。ただ、1人や少人数で飲むのにはちょうどよいが、家族や友人など、複数人で飲む場合は何度も水を補充しなければならない。大人数で楽しむ機会が多い方なら、水タンク1500mLの前モデルのほうがおすすめだ。

コーヒーメーカー
水タンクはコンパクトなので、1人で飲む人は補充がしやすい(筆者撮影)

カプセルは公式サイトから購入できる。コーヒーは32種類(限定も含む)と多く、紅茶は6種類、お茶は5種類。1箱(12個入り)1425円~2592円。丸山珈琲のスペシャルティコーヒー「ゲイシャ」は4665円。合計5000円以上の購入で送料無料、5箱選べる定期便(丸山珈琲のゲイシャはのぞく)は6480円。毎月・2カ月ごとの5日/15日/25日、20日ごと・30日ごと・45日ごと・60日ごとなど、配送サイクルが柔軟だ。

【2024年5月27日15時55分追記】上記の初出時の記述を一部修正いたしました。

個人的には「上島珈琲店」(アイスコーヒーも含む)、「HARNEY & SONS イングリッシュ・ブレックファースト」(紅茶)が好みで、追加で購入し続けている。香りがしっかり残り、コーヒーやお茶類の味も濃い印象だ。本体価格は1万5400円。

アプリでプロレシピが楽しめるUCC上島珈琲

UCC 上島珈琲 DRIP POD YOUBI
UCC 上島珈琲のIoTカプセル式コーヒーメーカー「DRIP POD YOUBI」(筆者撮影)

UCC上島珈琲の新モデル「DRIP POD YOUBI」は、UCC公式スマートフォンアプリ『COFFEE CREATION』とBluetoothで連携できる機能が搭載されている。

コーヒー豆の個性や引き出したい味わいに合わせ、蒸らしや注湯タイミング、湯量などを細かく設定したプロによる抽出レシピ「プロレシピ」でコーヒーを抽出することができる。同じカプセルでも抽出方法の違いにより異なる味わいを楽しめることが特徴だ。

「プロレシピ」は、日本や世界の抽出競技会で活躍するUCCグループのコーヒーのスペシャリストが作った抽出レシピで、マシン機能のみで抽出できるレシピと合わせて100通り以上の飲み方ができる。同じカプセルを飲み続けていると飽きる場合もあるが、一つのカプセルで複数の飲み方ができるのは、同モデルの強みだ。

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