特殊な技能工の絶対的な不足を早期解消できない。将来的にもなり手が少ないだろう。そこで今考えていることは、「多能工的な職人」を増やすことだ。一つの技能しか持っていない職人に、新たな技能を身に付けてもらう。そうすることで、1カ月に18日しか働けない職人が、もうひとつの技能を生かして25日働けるようになったりもする。
当然、(働く日数が増えれば)毎月の給料は上がる。それだけでなく、一つの工事現場、あるいは近くの複数の工事現場で働くことが多くなり、遠く離れた工事現場に移動することが少なくなる。移動が入ると2~3日ぐらい空くこともある。これが少なくなるだけでも効率化の効果は大きい。
多能工化に二つの効用
また、環境の悪い仕事を専業でするというのは、特に若い人が辞めていく大きな理由にもなっているが、多能工化で機械を使った楽な仕事が増えたり、働く時間が増えることで給料も増えるようにしていく。
この記事は有料会員限定です
残り 1373文字
