慕われるリーダーを目指すなら「表情筋を鍛えよ」 部下から「嫌われた」上司が実践したこととは?

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「おはようございます」や「お疲れさまです」といったちょっとしたあいさつも、笑顔で元気に。顔の表情だけで笑っていても不十分です。身ぶりや手ぶり、声のトーン、そういった全体の立ち居振る舞いで「明るくて楽しそう、元気そう、エネルギッシュ」と感じてもらえる演出を自分自身で作ります。

今、「え? 演出した笑顔でいいの?」と思った方、心配しなくても大丈夫です。

先にも述べたように、大人の表情筋は放っておけば硬くなります。ですからそもそも笑顔とは、意識して作る必要があります。そうしないと、どんどん笑顔が失われていくのが自然なことだからです。

そもそも笑顔でいるというのは、大人にとっては努力が必要だと思ってください。

最初は「こんな笑い方でいいかな? こんなふうに明るいトーンで言葉を発したらいいかな?」と考えながらいろいろ試しているうちに、自分のスタイルとして定着します。

そして、ナチュラルな笑顔で、明るく元気そうな立ち居振る舞いができるようになります。

「私は笑顔を作るのが苦手だな」と思っている人は、周りを見回して、笑顔が素敵な人を見つけ、真似してみましょう。

別に管理職やリーダーの方でなくても、同僚や後輩でもOK。

職場にはそういう人がいなければ、たとえばプライベートの友人や、テレビで見かける芸能人の誰かを思い浮かべるのでも構いません。

相談しやすいリーダーとは

人は、大きく3つのタイプに分かれます。

① 一緒に働くとエネルギーを与えてくれる人
② 一緒に働くとエネルギーを吸い取られる人
③ 一緒に働いても何も感じない人

メンバーのモチベーションを上げるのは、やはりエネルギーを与えてくれるリーダーです。

先にお話しした「笑顔」ももちろんその要素の1つですが、もう1つ大切なのが、「メンバーにはポジティブな言葉をかける。ネガティブな言葉は使わない」ということです。

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