「親が怖くて指導できず」底辺校教師の悲痛な叫び 東海地方で30年働く先生が語った事(第4回)

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濱井正吾 底辺校 教育困難校
教育困難校では先生の働き方も変化しているようです。※写真はイメージ(写真: show999 / PIXTA)
学力が低く、授業についていくことができない「教育困難」を抱える生徒たちを考える本連載。今回お話を伺った鈴木先生(仮名)は、東海地域で30年以上高校教員として働くベテラン教師です。鈴木先生の高校は、偏差値40以下の私立高校であり、昔も今も「教育困難な生徒」=「勉強がなかなかできない生徒」が多く通っています。
そんな先生の目から見ると、昔よりも現在のほうが、さまざまな意味で「深刻な」問題を抱える生徒が多くなっているのだそうです。自身も15年前に「教育困難」校を卒業した濱井正吾氏が教育困難校の先生の働き方の変化について話をうかがいました。

教育困難校の働き方も変化

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昨今、全国の教育現場で長時間労働が常態化し、過酷な労働環境であることが問題視されるようになった結果、文部科学省は「教員の働き方改革」を推進するようになりました。

その動きの中で、現在「教育困難校」の教員たちの働き方は、過去と比較して、どのように変化しているのでしょうか。

東海地域で30年以上、偏差値40以下の「教育困難校」の高校教員を務めている鈴木先生に、1事例として、そうした疑問の数々を尋ねてみました。

鈴木先生は、30年以上の長い教員生活の中で、高校の教員の働き方も大きく変わってきたと言います。

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