任天堂「ピーチ姫が主役」新作が映す意味深い一手 かわいらしいけど「ガチのアクションゲーム」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

『プリンセスピーチ Showtime!』を開発したのはグッド・フィール。もともと難易度が低くのんびりとした世界を重視した「より多くの人が遊べるアクションゲーム」を手掛けてきた会社だが、今回はさらなる一手を仕掛けている。

本作は「スーパーマリオ」シリーズでおなじみのピーチ姫を操作し、さまざまな困難を乗り越えていくアクションゲームだ。舞台は劇場で、騎士やカンフーマスターの役になりきって戦いを繰り広げていく。

ピーチ姫はさまざまな舞台上で敵と戦う。あくまで舞台の中の出来事なので、血なまぐさいことは起こらない(画像は任天堂公式サイトより)

全般的に低年齢向け、かつ華やかな要素が多くなっている。やられにくい難易度になっているし、それでも難しい場合は救済要素も用意されている。また、ピーチ姫がパティシエになったりもするし、彼女のドレスを着せ替えることもできる。

しかし最も重要なのは、「本作の根底がアクションゲームである」ことだ。

「パリィ」や「ジャスト回避」を採用

前述のように、本作ではピーチ姫がさまざまな役に変身してアクションを楽しむことになる。役ごとにアクションの要素はさまざまで、カウガールであればロープを活用してタルを投げたり、スーパーヒーローになって車を持ち上げて投げたりできる。

そのなかで特に注目したいのが、いまアクションゲームで流行している「パリィ」や「ジャスト回避」が採用されている部分だ。

パリィは、相手の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押すと受け流して反撃ができるというもの。ジャスト回避は、ギリギリで敵の攻撃を避けることでチャンスが生まれるというものだ。

次ページパリィやジャスト回避は醍醐味
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事