「出世嫌がる若者」理解せぬ中高年社員の意外な盲点 「ワークライフバランス」を重視する納得の理由
現在の若手社員は給料や出世に固執せず、入社数年で辞めてしまう人もめずらしくありません。それはなぜなのでしょうか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。
「ワークライフバランス」重視する若者との向き合い方
最近の若者は、給料や出世より「ワークライフバランス」を重視する傾向にあります。一世代前に重視された「昇進」や「高い給料」より、「仕事と生活を調和させる」ことのほうが大事だと思う人が増えているのです。
ただ仕事をするだけではなく、やりがいが重要であるのに加え、趣味や休暇や育児など、生活とのバランスが大切だとしています。これは、政府広報の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」でも策定されています。
しかし、昇進や給料のために仕事中心で滅私奉公してきた中高年社員世代からすると、この考え方との間に溝が大きいようです。「ワークライフバランス」を重視する若者たちに、中高年社員たちはどのように向き合っていくべきでしょうか。
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