「出世嫌がる若者」理解せぬ中高年社員の意外な盲点 「ワークライフバランス」を重視する納得の理由
大正~昭和にかけては、サラリーマンは仕事に忠誠を尽くし、給料以上の働きをするのが当たり前でした。しかし、当時のサラリーマンたちが「安楽な家庭生活」を望んだため、仕事はそのための手段となっていきました。出世や給料は「安心して生活をするため」に必要だったわけです。
望むところは、今の若者たちとあまり変わりないのではないでしょうか? 若者たちのワークライフバランスを重視する考えを、柔軟に受け入れてみるのもよいと思います。
若手社員が入社数年で辞めてしまう理由
入社して数年で「こんなはずじゃなかった」と、会社を辞めたがる若者が増えているそうです。こんなとき、上司は引き留めるべきでしょうか? また、引き留めるなら、どう引き留めればよいでしょうか? それにはまず、若者が「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう理由について、考える必要があると思います。
上司の立場からすれば、後から「こんなはずじゃ」と不満を言われれば、「なぜ、入社前に会社についてきちんと調べなかったのか」と思うことでしょう。しかし、それは言葉で言うのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しいのです。
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