「塾で授業についていけない子」が変わる対策4つ 「がむしゃらにやればできる」ものではない
家で塾の宿題をするときに大事なのは
「先生が何を言っているかわからない」
「授業中、まったく問題が解けない」
「塾の復習テストで全然点数が取れない」
そもそも中学受験塾というのは、小学校よりはるかに難しい内容を、とても速いスピードで進めていきます。本当は3週間かければ理解できる内容も、実際は1週間で終わらせるカリキュラムになっていて、塾に通う1人ひとりのペースなどは考えられていません。
それを解消するために「クラス分け」があります。もちろん、クラスが上がれば子どもも親もその時は喜びますが、クラスは上になるほど授業のレベルもスピードも上がります。
もし、お子さんが今いるクラスの授業についていけない場合は、クラスを落としてもらうよう、塾の先生に相談するのもアリです。多くの先生は「がんばって、今いるクラスに食らいついてこい」と言うだろうけれど、授業についていけない状態が続けばテストの点数が取れなくなり、おのずとクラスは下がります。
「今のクラスのままがいい」という場合は、まず家での勉強法を見直しましょう。家で宿題をするときに一番大切なのは板書を写した授業ノートです。もし先生の板書スピードが速くて写せないというお子さんの場合は、塾に電話でそのことを伝え、板書のコピーを配ってもらえるようお願いしましょう。
塾についていくためにお子さんができることは、まず板書から、なのです。
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