必見!「予備も持つ」のにシンプルな出張装備 デジタル機器の電池切れリスクも劇的に軽減

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

表は、2009年時点と現在の「2つ持ってきた」リストを比較したものだ。

よく見ると、リストにけっこう「かぶり」がある。スマホとタブレットでカバーできる範囲が増えているからだ。

特にカメラについては、スマホカメラが「第3・第4のカメラ」となっていて、さらにフェイルセーフが効いている。そもそもカメラについては、機動性重視のコンパクトと、きちんと長いズームが効くものと両方が必要で、2台は正確にはメインとサブ、という関係ではない。だからスマホがあるとさらにありがたい。

そもそも、サブの機材はなければ困るが、出番が毎回あるわけではない。デッドウエイトを承知でいたのだが、スマホとタブレットという汎用性の高い機器が生まれ、さらにそれらには「電子書籍用」「地図用」「電話用」など別の欠かせない用途がある。

電源も劇的に軽量化

サブをそれらの機器でカバーできるようになった結果、荷物は大幅に減ることになった。iPadについては、軽量なBluetoothキーボードをスーツケースに入れておき、「いざという時」までそのままだ。

iPadでの仕事は不便といえば不便だが、「できない」ほどではないし、サブとしては十分だと思っている。

今回は、試用目的でSurface 3も持ってきており、これがいざとなるとサブになる。本当はiPadの用途をすべてカバーしてくれるとありがたいのだが、電子書籍や動画のビューイング体験ではまだ劣る部分が大きく、Windows 10世代になりアプリが充実してくるまで、代替は難しそうだ。

もうひとつ、機器の変化によって生まれたのが、「電源の軽量化」だ。以前は、2つ持つとそれだけ電源が増えた。特にPCとデジカメの電源は負担だった。

しかし、今はPC系以外に専用の電源を使うものはない。全部USBになったので、トランクに入れてある5口のUSB電源(アンカー製)と、手持ち鞄に入れてある4口のUSB電源、それに機器につき1本ずつのUSBケーブルで、すべてがこなせるようになった。

次ページなぜ電源切れトラブルが減った?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事