子供には生々しい?我が子に「お金の話」NGなのか 新しい概念だからこそ、しっかりと学ぶ必要

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おカネの教室
(©︎HITSUJI WATABE/CORK)
元日経新聞編集委員の高井宏章さん。高井さんが娘のために書いた『おカネの教室』では、世の中を動かすお金と経済の仕組みの本質をわかりやすく解説しています。今回は『漫画版 おカネの教室』を一部構成・抜粋し、子どもにお金の話をしないほうがよいのか・するほうがよいのか、について解説します。

子どもに金の話はしないほうがいい?

みなさんは「子どものときから、金融教育は必要だ」という意見について、どうお考えですか?

最近、金融教育・金融リテラシーという言葉を聞く機会が増えています。それに対して「お金は汚いもの」「金の話はするな」という反対意見もよく耳にします。確かに、お金の話は生々しく、子どもがお金について触れることによる、デメリットもあるかもしれません。

その一方で、こんな話をご存じでしょうか?

「実は人類は、お金というツールを使い慣れていない。人類のDNAには、まだお金というものとの付き合い方がインストールされていない。だから、学んでおかないと、簡単に借金をしてしまう」

この話について、拙著『漫画版 おカネの教室』のワンシーンを引用しながら説明します。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

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