コンサルはなぜ高収入?驚くべき「最強の勉強法」 専門家じゃなくても「バリュー」が出せる学び方

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「プロジェクトが始まってから勉強しよう」「今の仕事が忙しいし、配属されてから色々教えてもらえばいいよね」と考える人もいるかもしれませんが、自分にとって不慣れな領域こそ、Day1を迎える前にある程度のレベルになっている必要があります。

そうでなければ、仕事を理解することさえおぼつかず、実践レベルまでの道のりがさらに険しいものになってしまいます。

目標を可視化することで最速の学びを達成

以下のリスキリングロードマップは、縦軸が「学びを仕事に繋げる達成状態」と「インプット活動」と「アウトプット活動」で、横軸は時間軸です。時間軸は学びに費やすことのできる期間によって変わりますが、3〜4段階くらいに分けて、達成状態を設定するとよいでしょう。

(出典:『リスキリング大全』)

達成状態の欄には、Day1や区切りとなるイベントなども入れ、例えば「9月の企画会議までに〇〇ができるようになっている」など達成状態にスケジュールを入れます。こうして中長期で考えると、よりどんなスキルを身につけるべきなのかが明確になります。少し先を見据えて計画したほうが、今の学びの意味が見えてくるからです。

ここまでくれば、ひとまずOK。いたずらに時間をかけずに1~2日で、ロードマップ作成の作業をクリアすることを目指してください。実際にインプットを始めるのは、早ければ早いほどいいのです。

清水 久三子 アンド・クリエイト代表取締役社長・人材育成コンサルタント

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しみず くみこ / Kumiko Shimizu

アンド・クリエイト代表取締役社長・人材育成コンサルタント
大手アパレル企業を経て1998年にプライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。企業変革戦略コンサルティングチームのリーダーとして新規事業戦略立案・展開プロジェクトをリード。「人が変わらなければ変革は成し遂げられない」との思いから専門領域を人材育成分野に移し人事・人材育成の戦略策定・制度設計・導入支援などのプロジェクトをリード。コンサルティングサービス&SI事業の人材開発部門リーダーとして5000人のコンサルタント・SEを対象とした人材ビジョン策定、育成プログラム企画・開発・展開を担いベストプラクティスとして多くのメディアに取り上げられた

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