第4回ダイバーシティ経営大賞・パネルディスカッション--受賞企業担当者に聞く経営戦略としてのダイバーシティ
○司会
日本IBM様や第一生命様のお話にもありましたが、ダイバーシティ&インクルージョンは経営戦略の中で一種の危機対応、危機のときにどのようにして企業がサバイブするかということの対応だと思います。
なぜかといいますと、今までの人たちにはない考え方を持つ衆知を集めるという意味でこのダイバーシティ&インクルージョン、多様な人たちの意見を入れるということが必要になってきています。と考えますと、今こそ日本社会はダイバーシティ&インクルージョンを推進しなければ、日本自体が生き残れないかもしれません。
本日お集まりいただいた皆様がチェンジエージェントとなって、皆様方の企業の経営者層の方たちに、「自分たちの企業の存続のためにいろいろな意見を受け入れましょう。いろいろな意見で乗り切っていきましょう」と言いましょう。このことが1つの力となって日本政府も動いてくれるといいなと思っています。やはり多様な意見を入れるということをここで行っておかないと、日本がますます危機に陥っていくのではないかという危惧を持っています。ですから、皆様と一緒になってダイバーシティ&インクルージョンを推進していきたいと思います。
来年はこの賞も5周年を迎えます。継続は力なりと申しますが、1回目から拝見しておりまして、本当に各社の考え方が「経営戦略」というところに近くなってきたということを感じています。今年受賞の皆様も来年ぜひぜひ再チャレンジしていただいき、大賞を狙っていただきたいと思います。どうもありがとうございました(拍手)。
[本パネルディスカッションは2011年4月21日に開催されました]
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