韓国半導体2社が輸出最高実績、サムスン電子は新製品、SKハイニクスは性能向上で2社の年間営業利益30兆円超も視野

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半導体需要の増大で、韓国のSKハイニックスとサムスン電子は過去最高の輸出額を達成した(写真:2025 Bloomberg Finance LP)

韓国の半導体業界が新年早々、1月基準で過去最高の輸出実績を更新した。サムスン電子とSKハイニックスが競争する中、営業利益300兆ウォン(約30兆円)以上を共同で達成し、経済成長を牽引するとの期待が高まっている。

人工知能(AI)に対するインフラが拡充される中、メモリー需要が供給能力を圧倒する「スーパーサイクル」が本格化した。また企業向け高性能ストレージ装置(eSSD、Enterprise Solid State Drive)の需要急増の中で、長期低迷していたNANDフラッシュさえも躍進し、DRAMとともに成長の軸として台頭した。

半導体価格上昇も後押し

韓国・産業通商資源省は2026年2月1日、メモリーのうち汎用DRAM(DDR4 8GB)の価格が25年1月の1.35ドルから26年1月には11.5ドルへと8.5倍急騰したと明らかにした。また、NANDフラッシュ(128GB)は同期間に2.18ドルから9.46ドル(1万3740ウォン)へと4.3倍に跳ね上がった。

業界では26年第1四半期(1~3月)中にSSD価格が30%値上げされる可能性も取り沙汰されている。韓国の半導体産業が収益構造の多様化により史上最高の業績を上げる基盤を固めたという意味だ。

サムスン電子とSKハイニックスは次世代AIメモリー「HBM4」(第6世代)市場をめぐり、異なる戦略的カードを切り出した。

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