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1日2本のバナナが「春バテ対策」に有効なワケ 寒暖差が7℃以上あると、自律神経が乱れる

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  • 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
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まず、朝食を抜かないことがとても大切になります。朝は、自律神経が副交感神経から交感神経へと切り替わるタイミングです。自律神経は、内臓の働きなど人間の生体にかかわる活動をコントロールしている神経で、腸のぜん動運動も自律神経によってコントロールされています。

起床すると、副交感神経から交感神経へと徐々に切り替わっていきますが、腸の働きは自律神経と関係しているために、この切り替えがうまくいかないと、腸もうまく働くことができません。

体内時計の乱れが及ぼす影響

それをスムーズに移行させるポイントが、朝食です。朝食をとることで、自律神経がおやすみモードから活動モードへとスイッチが切り替わり、体のリズムが整います。

さらに食べ物が胃に入ることで腸のぜん動運動も活発になり、自然な排便が促されるのです。 

また、朝は体内時計を調整するチャンスでもあります。人間の体には、1日の時間の流れに合わせて、新陳代謝やホルモン分泌などを行っていくために、「体内時計」の機能が備わっています。

例えば朝に目が覚めて、夜になると眠くなるのは、この機能がしっかりと働いているからです。これがしっかり機能しないと、自律神経に乱れが生じ、腸の働きも停滞してしまうことになります。

しかし、体内時計は、ぴったり24時間ではなく、少しずれているので、朝に調整する必要があります。

この体内時計の調整をしてくれるのが、朝日を浴びることと朝食です。

自律神経が乱れてやせにくい体にならないためには、朝食は非常に大切だといえるでしょう。

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