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年収399万円、平均54歳がバスドライバーの真実 カスハラに悩み、求人倍率2倍でも人が来ない

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路線バス「消滅」の背景には、人が集まらない現実がある。

小田急バスの電光掲示板
バス停で運休を告知する小田急バスの電光掲示板(写真:記者撮影)

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「2024年問題」が懸念される4月1日まで約1カ月。トラック、タクシー、バスはいずれも人手不足が深刻だ。
『週刊東洋経済』3月2日号の第1特集は「物も人も動かない ドライバーが消える日」。全国で滞る物流や人流の最新事情をリポートし、その処方箋を探る。
『週刊東洋経済 2024年3/2号の特集は「物も人も動かない ドライバーが消える日」です。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。バックナンバーの常備店はこちら、定期購読の申し込みはこちら

大きな車体のバスを自在に操り、大勢の乗客を乗せて走る「バスの運転手さん」は、子どもが憧れる職業の1つ。

だが、現実にはなり手不足や離職者増加で、バスドライバーの数は減り続けている。背景にあるのは他産業に比べて低い賃金や長い労働時間といった待遇の問題だ。

「毎日が綱渡りという表現がぴったり」

首都圏のあるバス会社に勤務する50代の路線バスドライバーは職場の状況をこう語る。この会社はドライバーの不足による減便や運休、廃止をしていない。それでも、運行ダイヤは切り詰められて遅れが出ることも多く、終点での折り返し時間に休憩が取れないことがほとんどという。

足りない人手を時間外勤務で補う

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