このように、コミュニケーションのレベルで「自分の意見を明らかにすること」が「ワガママ」。
みんなが困るのが「自分勝手」です。
【レッスン④】「約束の延期」を相談する
友人との約束を楽しみにしていたとしましょう。
でも、当日になって突然、体調を崩したり、気分がのらなかったりした経験はありませんか?
健康にどんなに気をつけていても、調子の悪いときはあるものですよね。
もしかして、あなたはそんなときでも、約束を果たそうとしていませんか。
そんな経験があるなら、それはあなたがいい人だからです。
体調がすぐれなかったり、気分が落ち込むようなら、延期を相談してもいいんですよ。
出先で悪化し、倒れてしまったらかえって大変です。
たとえその約束が「その日しか開催されないイベントに行く」など、貴重な予定であったとしても、控えるほうが賢明です。
なぜなら、相手の体調も崩してしまう可能性が高いから。
気分がのらないのは風邪の兆しかもしれません。
あなたが風邪をひいていたとしたら、相手や周囲にうつしてしまうかもしれないでしょう。
万一、取り越し苦労に終われば「たいしたことなくて良かった」ぐらいに考えればいいのです。
そのくらい自分に優しくあることは正義です。
また「体調不良」とすら伝えにくい相手とは、おつきあいを考え直したほうがいいかもしれませんね。
レッスンは以上です。さっそくできることから試してみてください。
「いい人でいたい」という欲求は、知らぬ間にストレスとなって、あなたを少しずつむしばんでいきます。
その欲求は、無理・無駄です。
そんなものは捨てていいんです。そのほうが、必ず幸せになれます。
なぜなら、あなたにとって大事な人は、あなたが「いい人」でなくても、きっと、あなたを愛してくれる人だからです。
逆に、あなたに「いい人でいるべし」と暗に求めるような人は、あなたにとって本質的に大事な人ではないかもしれませんよ。
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