無意識に信頼関係を損なっている「3つのNG行動」 あなたの部下はなぜ本音を話してくれないのか

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相手の真のニーズを聞き出すためには、信頼関係がないと本音を話してもらうことはできません(写真:USSIE/PIXTA)
「部下や顧客との間に壁がある気がする」と感じていませんか? キーエンス出身のコンサルタントである田尻望氏は、「無意識に3つのNG行動をしている可能性があります」と言います。同氏の著作『いつでも、どこでも、何度でも卓越した成果をあげる 再現性の塊』から一部抜粋・再構成のうえ、相手の真のニーズを聞き出すための方法をご紹介します。

信頼関係がなければ本音を話してもらえない

本稿では「相手のニーズを捉える(聞き出す)具体的な方法」について解説していきます。

相手のニーズを聞き出す前に、とても大切なことがあります。それは「相手にニーズを話してもらえるような状態」になってもらわなければならない、ということです。

ここで重要になってくるのが、相手との「信頼関係」です。信頼関係があれば、相手はニーズを話してくれます。逆に信頼関係ができていない状態で、「あなたのニーズは何ですか?」「あなたは、本当は何がしたい(欲しい)のですか?」と聞いても、相手は本当のニーズを正直に話してくれません。

正直にニーズを話してもらえないとき、そこにはある障壁が立ちはだかっています。それは「ああ、この人にはあまり本音を話したくないな」という気持ちです。私はそれを「感情の壁」と呼んでいます。

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