東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

残念すぎる社長の「トラブルから逃げ出す」醜態 「現場でうまくやっておけ」で社員の心が離れる

6分で読める
  • 小柳 はじめ Augmentation Bridge(AB社)代表、元電通「労働環境改革本部」室長
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

そうではなく、トップ自らAさんのもとに出向いて「わが社はこの機会にどうしてもハンコをなくしたいのです。どうかご理解ください」と、頭を下げたらどうでしょうか

目的は「改革への安心感」を与えること

その目的は、対峙している取引先を納得させることではありません。まして「やっている感」のための芝居でもありません。

あなたが得意先に「時短させてほしい」と頭を下げる背中を見て、「時短でトラブルが起きても、会社は(これまでと違って)ハシゴを外さない」という安心感をもってもらうためです。

それどころか「これは、むしろ、改革に協力しないとまずい」という気持ちになってもらうことこそが肝要です。得意先のAさんは最後までハンコをなくしてくれないかもしれませんが、それ以上の価値が社内に生まれます

トップの振る舞いによって醸成された「少なくとも、この時短改革には、乗っかっても安全だし、乗っかっておかないと危ない」という認識が広がること。

それこそが、永久凍土のようにカチコチに凝り固まった古き「文化」を、少しずつ雪解けさせる力になるでしょう。

書籍『鬼時短』に掲載した【23の「やること」と58の「チェックポイント」リスト】はこちらからダウンロードできます

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象