例えば宴会部長は宴会場の中がどうなっているか、つねに見ている。だがそれが総支配人になると、玄関でご挨拶をするのが仕事になる。ある程度ポイントだけを指示して、あとは部門長に任せるしかない。
総支配人になった頃は週に1度くらいは客室をハウスユース(自身で宿泊利用)した。ゲストコメントレターをわかりやすい場所に置いて、宿泊客からのアドバイスや不満、お礼の言葉などを見る。自分で泊まるとそれらに納得できる。レストランなども自分の目で確認していた。
――業界はどのように変わりましたか。
1990年代前半にバブルが崩壊し、国内系ホテルが苦しんでいるときに新御三家(パークハイアット東京、フォーシーズンズホテル椿山荘東京、ウェスティンホテル東京)が進出した。
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