そうです、実はKさんはこの部署で有名な問題児だったのです。私の配属前にも一度問題行動を起こしており、辞めさせられる手前にまで至ったと後になって知りました(その後、Kさんはあまりにも周りからの評価が酷く、今回の件が重なったこともあり、他の部署に飛ばされました)。
他にも理不尽な職場の人間は何人かいましたが、心が折れずに仕事をこなすことができたのは、自分の中でうまく受け流す捉え方や考え方があったからだと思っています。
自慢するワケではありませんが、これは持って生まれた自分の「強み」であると自負しています。したがって、今までの人生で人間関係のトラブルを何ひとつ起こしたことがありません。起きないようにうまく立ち回ってきたと言っても過言ではないでしょう。
このように、もともと「うまく受け流す捉え方や考え方があった」ことにプラスして、Kさんのような自分の人生に悪影響を与えてくる人に潰されないよう自分で色々と学んだ結果、社会をラクに生き抜いていける心と体の処世術を身につけることができ、それが今の自分を助けてくれています。
知識は誰にも奪われない最強の武器
働き始めて2年ほど経った頃、ふとしたタイミングで「中田敦彦さんのYouTube」と出会いました。これをきっかけに本を読む習慣が身につき、「知識」という武器を持つことの大切さを身をもって学ぶことができました。
それまでの自分の中にあった固定観念や価値観がいい意味で一新され、一気に視野が広がり、世界の見え方が変わったのです。
「こんなに学ぶって楽しいんだな」と大人の学ぶ楽しさに衝撃を受けました。学生時代に受動的に「やらなきゃ」とイヤイヤ勉強していた時と比べて、知識の深まるスピードや楽しさは異次元でした。
何が言いたいかというと、とにかく「学び続けた方がいい」ということです。
ヘンリー・フォードの名言にこんな言葉があります。
「二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ」
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