人間、仕事をしていれば何かの役には立つし、自分の腕も上がる。いいことづくめということだ。
料理人は人を幸せにする仕事
食べてくれる人を喜ばせるために、僕はずっと料理の技術を磨いていると思っている。
僕が初めて包丁を持ったのは小学5年生くらいのときだった。見様見真似で焼きそばとかチャーハンとか、自分が食べたいものを作っていた。
土曜日の昼は給食もないから、豚汁を作ったり。たまたま自分の部屋にオーブンがあったから、お菓子作りにもハマったりした。
親父が料理しているのを間近で見ていたので、「なんとなく、こうやったらできるんじゃないかな?」という感じでいろいろ作っていた記憶がある。
「ペヤングソースやきそば」の上に炒めたハムをのせたり、「どん兵衛」に野菜炒めをのせたり……。
市販品をどんどん自己流にカスタマイズして、グレードアップさせることに夢中になっていたことを思い出す。
今は市販品やレトルト食品もとても充実しているが、そういうものを自分好みにアレンジする方法はいくらでもある。おなかがすいたときに、市販品に頼るのはもちろんいいのだが、自分好みにアレンジできたら、それは、すごくクリエイティブなことだと思う。
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