日本企業で「管理職」が名誉職になっている大問題 本来の仕事が果たせない原因にもなっている
日本では今も管理職は「名誉職」
現在、先進諸国の中で日本の労働生産性はかなり低く、G7ではダントツの最下位という状況に陥っています。それを改善しようと、企業は色々と試行錯誤を重ねていますが、今のところあまり実績を上げているとはいえない状況です。
なぜ経済大国と呼ばれた日本がこのような状態になってしまったのでしょうか?
その原因の1つとして、チームをまとめるマネジャーやリーダー職の人間が、社内の制度やしきたり、社内政治などに最適化し過ぎてしまっているという問題があります。よくある「うちの会社は〜」「うちの部署は〜」というやつです。
自社の制度や慣例に最適化され、会社でうまく生きることが最重要事項になってしまい、「なんのために仕事をしているのか」という根本的な部分がすっぽり抜けている……。そんなマネジャーが日本の会社には少なからず存在しています。
そう、保守的な日本の会社では、まだまだマネジメント職は「名誉職」であり、「自分がどのような役割を果たすべきか」というマネジメント思考を持つマネジャーが圧倒的に少ないというのが現状なのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら