すぐに息切れする人が変わる「1回1分」の呼吸法 お金も場所も、道具もいらない呼吸筋の鍛え方

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今回は書籍の中から「長生き呼吸」の「基本の呼吸法」についてご紹介します。

(画像:『1回1分! 100歳でも息切れなし! 長生き呼吸』より)
「基本の呼吸法」
① リラックスした体制で座る
② 5秒間、鼻から息を吸う
息を吐ききったあと、自然と入ってくる空気をゆっくり吸う
③ 10秒~15秒間、口から息を吐く
口をやや横に広げ、唇を薄く開いた状態で、ゆっくり吐く。
吐ききったところから、さらに吐く。

スキマ時間を活用して「長生き呼吸」をクセにしよう!

こんないいことづくめの「長生き呼吸」ですが、「効果があるから絶対やらなくては!」と、無理に意気込まなくても大丈夫。やらなくてはならないこと、になってしまうと、それはそれでストレスになってしまいかねません。

1回1分! 100歳でも息切れなし!長生き呼吸
『1回1分! 100歳でも息切れなし!長生き呼吸』(あさ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

理想はクセにしてしまうこと。そもそも呼吸は無意識にやるものですから、いつもの呼吸がいつの間にか「長生き呼吸」に切り替わっていた――そんな風になるのが一番です。

毎日の生活の中、探せば呼吸ができる「スキマ時間」がたくさん見つかります。スキマ時間を活用して、何度も「長生き呼吸」を繰り返していると、自ずと呼吸筋が鍛えられていきます。

もちろん最初は、意識して呼吸してみてください。エレベーターをまっているとき。信号待ちをしているとき。意識して「長生き呼吸」をしてみてください。

いつしか呼吸筋がしっかりと使われるようになり、横隔膜や肋間筋が正しい動き方を覚えて、「長生き呼吸」を実践してくれます。

奥仲 哲弥 山王病院副院長

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おくなか てつや / Tetsuya Okunaka

1959年埼玉県生まれ。東京医科大学卒業。医学博士。山王病院副院長、呼吸器センター長。禁煙の活動に積極的に関わり、関連書籍も多数あり。小学生や高校生の子どもを持つ父親を対象にした禁煙啓蒙活動も行っている。専門は肺がんの外科治療。「サンデージャポン」(TBS)などテレビでも活躍中。

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